無人店舗化は事業者にとって有益なのか?無人店舗の3ポイントを解説

皆さん、こんにちは。南波真之と申します。

店舗ビジネスにおける無人店舗化が進んでいます。コンビニや洋菓子店、アパレル、インターネットカフェ、フィットネスジム、室内ゴルフ練習場など様々な業種の店舗で使われていますが、はたして事業者にとって、店舗を無人店舗にすることは有益なのでしょうか。

目次

無人店舗にする3つのポイント

無人店舗で有益なことを今回3つのポイントにまとめました。

  1. 労働力不足解消・人的コスト削減により、利益を生み出す
  2. 購買・行動データを取得し、マーケティングに活用
  3. 今までカバーできていなかった客層の取り込み

1つずつ見ていきます。

労働力不足解消・人的コスト削減により、利益を生み出す

今の日本は労働力不足が深刻です。パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」によると、2030年には日本全体で600万人以上の人手が不足すると言われており、中でもサービス業は400万人の人手が不足すると言われています。このサービス業の人手不足は産業別に見た際に一番深刻という結果になっています。

サービス業に限りませんが、人が何らかの店舗の仕事に就いて、やることを覚えて、長く働いてくれることは簡単ではありません。人におけるコストの観点を見ても、採用・教育・維持・管理といった部分がコストやリスクとして発生してきます。この部分をシステムを使った無人にすることができれば、人に関係していたコストやリスクを下げることができ、結果的には利益を生み出す方向に進むことができます。

購買・行動データを取得し、マーケティングに活用

従来は店舗での対応は人によって行われていることがほとんどでした。そのため、顧客の情報について店舗側、企業側が把握しづらい状況でした。そこが無人店舗の場合は、購入時などに顧客のデータを取得することや、カメラやセンサーを使うとどういう顧客がどういう行動をとったのかも把握する事ができます。これらのデータを取得することで、より良いサービスを展開するための重要な判断材料となるためマーケティングに活かすことができるようになります。

今までカバーできていなかった客層の取り込み

無人店舗になると、例えば今までは人の接客が苦手で避けていた層の取り込みや、通常の店舗では閉店時間である深夜から早朝帯の需要にもアプローチすることができます。そのため、今まではターゲット外としていた客層でも、無人店舗によって大きなポテンシャル層になる可能性が出てきます。

自遊空間の成功したナレッジを元に作った無人店舗パッケージ

無人店舗化は、事業者が現在感じている課題や今後発生しうる問題を解消するために強力な選択肢の1つだと思います。

無人店舗は、ダイナミックに今までの店舗の形態から変化が出ますので自社の店舗に適しているのか、何を考慮してどこから手を付けたら良いのか、どこまでやればいいのか、などについて難しいと感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

そこで、すでに成功したナレッジを使うことで利用イメージを持って運用していくことはとても良い選択です。

ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。そしてこの度、ノウハウをパッケージ化して提供開始しました。

「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。

本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。

無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

人手不足に対応!『無人化ソリューションパッケージ』

YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。

今と昔でどう違う?自遊空間のDX化の現状

※本コラムに記載されている商品名または名称等は、各社の商標または登録商標です

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