無人・省人店舗の会員登録での本人確認、自遊空間はこうしてる

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

会員になるときに本人確認書類が必要なサービスは多々あります。

大抵は店舗で従業員が対面で確認することがほとんどですが、自遊空間では入会システムを使い、非対面で対応しているそうです。

今回はこの入会システムについて取り上げてみたいと思います。

目次

自遊空間の入会システム、どうやって本人確認してる?

自遊空間では、様々な無人化・省人化ソリューションが稼働しています。それらを活用することで、対面で行う受付カウンターをなくしたり、効率的に座席清掃をしたりと省人化や無人化を実現しているのですが、無人入会システムもその省人化に一役買っているシステムです。

従来であれば、店舗の受付カウンターで免許証なりを提示して会員証を作ってもらいますが、自遊空間では入会システムを通して本人確認が行われます。

では具体的にどういったオペレーションで行われるかと言いますと、こんな流れなんだそうです。

ちなみにセンターと入会機はこんな感じ。

(画像は動画コロナ禍で自遊空間はどうやって収益を確保したのかをシステム面で本音解説からお借りしました。自遊空間のシステムを解説してくれてますので、興味がある方は是非ご覧ください!)

これなら店舗に来たお客様が入会システムに必要事項の入力と身分証を提示し、遠隔地の入会センターの方で確認をすることで、現地にスタッフがおらずとも、リアルタイムで入会手続きを行うことができます。

ちなみに自遊空間の入会センターでは大体2人あたりで30~50店舗程度を対応しているそうです。

リモート本人確認で、効率的な店舗運営を

動画でランシステムの方がおっしゃっていましたが、入会システムを作る際の本人確認をどうするかという点については頭を悩ませたそうです。

ネットカフェのように、身分証の確認をしなくてはならないような店舗では、スタッフが目視で証明書を確認しなくてはなりません。ですが、おそらく1店舗当たりで1日に新規入会する方はそう多くはないと思います。それを考えると、現地スタッフをそのために配置するよりは、センター側で遠隔地からリアルタイムでひとまとめに本人確認書類を確認できるこの形は非常に効率がいいように思います。

また、これであれば改めてのデータ化の必要もありませんので、効率的な店舗運営につながりそうです。

自遊空間では様々な業務を自社開発のシステムを導入することで、省人化を実現し、最終的に無人店舗運営を可能としています。現在、ランシステムが自遊空間運営で開発したシステムには以下のものがあります。

  • 無人入会システム
  • セルフ入場システム
  • QR鍵システム
  • セルフ移動システム
  • セルフ精算システム
  • 清掃解除システム
  • リモート接客システム

これらのシステムはパッケージとして販売されていますが、単体での購入ができるとのことですので、段階的に導入を進めていくということも可能です。

また、遠隔接客においては、リモート対応の仕組みを考える必要も出てきます。ランシステムの場合、今回の入会センターは自社で運営されているようですが、お客様が用意することもできますし、ランシステムが代行することもできるそうです。

省人・無人店舗では運営していくうちに初期に想定していなかった課題がでてくることがあります。

ランシステムはそうした課題にあたる度に、様々な試行錯誤を繰り返してきたそうです。パッケージとして販売されているシステムにはその時のノウハウがたくさん詰まっています。

これまでの経験をもとに事例やノウハウを活かし、様々な面からアドバイスしてくださるそうなので、これから無人店舗を運営される予定の企業様、今運営してる中で課題を抱えている企業様は一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

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