こんにちは、吉政創成 菱沼です。
なんとローソンで店舗運営の効率化と顧客体験の向上を目指した未来のコンビニに向け、新たな実験が行われるのだとか。その紹介記事を拝見したのですが、テクノロジーの集大成で、なんだかうきうきしたので、今回はこちらを紹介したいと思います。
ハイテクノロジーなコンビニで、人手不足解消か
見つけたのがこちらの記事。
KDDIとローソンが描く”未来のコンビニ”の姿~人手不足解消と顧客体験向上の両立を目指す~
三菱商事・KDDI・ローソン/「未来のコンビニ」1号店を高輪ゲートウェイに来春オープン
この新店舗では、品出し・店内清掃・商品配送をロボットが行い、リモート接客とスマホレジによる会計が導入されているそうです。
品出しに関して言えば、ロボットがペットボトルや缶飲料を指定された位置に正確に配置するそうなのですが、時間帯によって異なる需要に対しても対応が可能なんだとか。棚自体にはスマートセンサーが設置されており、在庫管理はリアルタイムで行えるとのことなので、商品が減ってきたら品出しという対応もできるのかもしれません。(ロボットが運ぶのは飲料のみかも。見た目、自動倉庫を思い出しますねぇ。)
さらに、新しい取り組みとして、スマホレジから顧客の購買傾向に基づいて商品をおすすめしたり、商品棚に設置されたデジタルサイネージに来店客の属性情報に基づいた商品提案を行ったりといったこともするのだそうです。
また店舗自体がただのコンビニだけというのではなく、店内に設置されたオンラインブースから、携帯電話のキャリアや、保険の相談(と思われ…)、オンライン診療と薬の処方もしていくのだとか。多機能ですねえ…。
ここまでは新店舗の話ですが、ローソンではそれ以外に、地方店舗へドローンを設置し、地域防災コンビニの実験も始めていくそうです。こちらは技術的、法的な部分での課題がまだまだあるそうなので実用段階ではないそうですが、上手く行ったら被災時のよりどころになりますので期待したいですね。
段階的な省人化で、店舗の人手不足解消への一歩を
完全無人なのかは明記されていないようですが、リモート接客が入っているようですし、無人なのかもしれません。それ以外にも清掃や品出し、商品の配送に会計と、いろいろなところでロボットが活躍していますので、接客面以外の部分でも人手不足解消への効果は高いものだと思います。人材採用がなかなか難しい今、ロボットは大事な労働力になってきました。
さて、この店舗自体は未来のコンビニへの実証実験という事もあってか、ハイテクノロジーで進められていますが、コストの問題を考えればすべてを真似することは難しいとは思います。ですが、一部分の業務だけでもシステム化したり、工夫を加えたりすることで省人化は実現可能だと思います。
ランシステムが運営する自遊空間は、今でこそ入会・入場・精算・リモート接客と多くの業務がシステム化されていますが、少しずつ段階を追って業務を整理し、システム化されていったものであり、その結果業務負荷の軽減や省人化に成功し、今では店舗を完全に無人化させることにも成功しています。
どこからシステム化していくのがいいのか、どうシステムを取り入れるか、運営中に問題が起きたらどう対処していけばいいのかなど、店舗の省人化・無人化には悩む部分は多いと思います。
ランシステムは、自社で開発したシステムを自店舗で運用し、出てきた課題を反映して改善してきました。また、他社の店舗の無人化もお手伝しており、その中で、これまで自遊空間の経験で培ったノウハウやシステムを提供しており、それらすべての過程でシステムもブラッシュアップされています。
無人化店舗の課題の解決や、店舗の人手不足問題、自社に合うソリューションはどういったものかなど、店舗の省人化・無人化に悩まれている企業様、問題解決の糸口として、ランシステムにご相談されるのはいかがでしょうか。
自遊空間で実際に稼働しているシステムを導入することもできます。詳細は以下よりご覧いただけます。
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