第10回:2022年の働き方意識調査でのギャップと東京都の実態

皆さん、こんにちは。

南波真之と申します。

2022年もよろしくお願いいたします。

まだ2022年が始まってから間もないですが、早速新型コロナウイルスのオミクロン株急拡大の問題や、1月に東京含めた首都圏で発生した数年ぶりの数センチの積雪など、外部要因がたくさん発生しています。

2021年〜2022年にかけて皆さんは仕事のスタイルや考え方はどう変化しましたでしょうか。

今回は、株式会社ライボが実施した2022年の働き方意識調査をもとに私たちの2022年の働き方意識を見ていきたいと思います。

2021年12月24日~2022年1月4日の期間で20人~1000人以上規模の会社に所属する1年以内~10年以上勤務している社会人(20〜69歳の男女)を対象に実施しています。

目次

働き方調査の結果から見えること

働き方調査の結果から見えることは、ズバリ「私たちと現実とのギャップ」です。

調査を見ていきながら説明していきます。

まず2021年の働き方満足度については調査対象の58.9%が「満足」と回答している事がわかりました。これは、企業がテレワークを導入したことによる働き方の多様化が理由の1つとなっているようです。

面白いのが、この満足度に関しては、年代別では30代をピークに40,50代となるにつれて満足度が一気に下がっていくという結果になったことです。

これは、新しい働き方への順応力が原因なのか、もしくは管理職が増えてくる年代になると働き方の変化に伴う部下やチーム全体へのフォッローアップ、評価について懸念を抱えている人が一定数いるということなのか様々な要因が推測できます。

皆さんはこのデータをどう分析しますでしょうか。

また、実際に調査対象全体の71.3%が2021年の働き方に「コロナ禍が影響」したと回答していることからも、非常に強力な外部要因の存在は従来型の常識を考え直す良い機会になっているのですね。

次に、全体の76.4%が2022年の働き方について「出社頻度を減らしてテレワーク」を希望しています。

私もこの結果は納得です。

テレワークを実施してみて、自分たちの仕事において出社が必須ではないことに気づいた方が多いからではないかと推測しています。このままテレワークを増やしていき、テレワークでの働き方をいかに効率化していくかということを考えたほうがいいと思っている、コロナ前の業務の無駄や非効率的な部分が明らかになったことが一因としてあるのではと思います。

2022年の予測

ここまでの働き方についての調査を見た上で、実際に「2022年の働き方実態(2022年1月の予定)」のアンケート結果を見てみると、2021年の1月と比較して61.1%が「テレワークが減って出社頻度が増える」と回答していました。

仕事をする側はテレワークを増やして効率化を進めたいという考えを持っている一方で、実際の働き方は出社が増えてテレワークが減るということなのですから、大きなギャップがありますね。

ここは会社側としても大きな検討事項となりそうです。

東京都の働き方実態

次は、東京都が出しているテレワーク実施率調査結果(2021年12月)を見てみます。

東京都は報道にもあるように強力にテレワークや密の回避を呼びかけています。

調査によると、都内企業(従業員30人以上)のテレワーク実施率は56.4%。11月の前回調査(57.2%)に比べて0.8ポイント減少、テレワークの実施回数は、週3日以上の実施が45.6%と、前回(46.0%)に比べて、0.4ポイント減少という状況です。

発表される感染者数の数によって、企業が働き方をテレワークから出社に戻しつつあるという兆候で、2021年末から2022年にかけてのオミクロン株流行の関係でこの数値はまた上昇してくるようにも思います。

ただ、毎回外部要因に翻弄されて働き方を変えているというのは働く側としても良くないですので、選択肢として企業側が用意することはとても重要ですね。

ちなみに東京都では、1年ほど前から「テレハーフ」を推奨しており、これは終日のテレワークが難しい職種などについて、半日・時間単位のテレワークとローテーション勤務を組み合わせた働き方です。こういった仕組みから取り入れていくことでも大きな前進になります。

働き方の選択肢としてテレワークを導入していくために

テレワークの環境をしっかりと整えて実施していくというのも難しいことです。

例えばテレワークを行う場所は、家やコワーキングスペースなど様々ですが、業務を行う場所の選択肢として、R-Workはご存知でしょうか。

R-Workとは、インターネットカフェの自遊空間など、仕事場としてスポットで利用できる場所(サテライトオフィス)を提供することで多様な働き方をサポートしているサービスです。

いわゆるコワーキングスペースの場合、周りの音が入ってしまいリモート会議の際などで気を遣った経験のある人もいるでしょう。

R-Workで利用できる場所は、インターネット環境、防音、個室、休憩スペースなどが揃っている場所のため、オフィスや自宅よりも効率よく、周りを気にせずに仕事をすることが可能です。

自宅ではない「自分の仕事場」を持つようなイメージで、複数の選択肢を持っているとなにか緊急事態の場合でも対応ができます。

設備やインターネット環境は一般的な家にあるものよりも良いものですし、集中力を妨げるものもなく、適度に休憩をすることもできるため「テレワーク疲れ」を感じている人にはとても適しているのではないでしょうか。

企業側としても、ライセンス契約をすることで理想的なテレワークスペースを利用することが出来、anyplaceという非接触非対面で入退室(勤怠情報)を記録することもできるため、企業側の労務管理としても有益です。

リモートワークをする上での仕事場を見直したいとお考えの企業様、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「R-Work」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?  

R-Workサテライトオフィス提供サービス

YouTubeにアップされている動画もとても分かりやすいです。

【ゼミR】自遊空間でいつでもどこでも安全・快適にテレワークを実現するには~伊藤洋平「R-Workサテライトオフィス提供サービスのご紹介とデモ」~

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