こんにちは、穂苅智哉と申します。
サイバーセキュリティに関するニュースはどんどん増えてきています。特に有名な企業が狙われて実際に大きな被害となっているケースも増加しているように思います。
サイバー攻撃とサイバーセキュリティはイタチごっこと言われますがまさにそのとおりです。新しい攻撃手法が出てきたらセキュリティで対策がされ、また新しい攻撃手法が出てくるという具合にエンドレスです。
サイバー攻撃、セキュリティは店舗型のビジネスをしている企業も例外ではなく、店舗がたくさんあり、本部や拠点との機密データのやり取りを行うことも多くあるため真剣に考えるべき箇所と言えます。
そこでポイントの1つとなるのが、拠点間VPNです。
拠点間VPNとは?
拠点間VPNとは、複数拠点・店舗があるような企業で、本社と拠点・店舗をVPNで繋ぐ技術です。VPN(Virtual Private Network)はインターネット上で仮想専用線を構築し、通信を安全にすることで機密情報のやり取りも安心して行えるようになります。これは、情報が暗号化されているからであり、更に経路も専用ネットワークですので保護されていることから、悪意のある人がデータを盗もうとしても防ぐことができます。
従来は、Virtualではなく実際の物理の専用線を使って通信の安全性を確保してきたところが、Virtualにすることでより低コストで安全性を確保することができるようになったため、拠点間通信を行う企業内で使われています。
具体的には、各拠点に置いたVPNルーター同士を接続することで実現します。VPN対応機器の設定と設置を行うことで導入となるため、導入コストが比較的低い形で拠点間でネットワークを構築できるようになります。
そんな拠点間VPNを構築するために必要なVPNルーターですが、複数のメーカーが機器を販売しています。そこで、VPNルーターを選定するポイントをお伝えします。
1つ目が、通信速度です。一般的にVPNを使うことで、データを暗号化させて通信の安全を確保するため、通常よりも速度が遅くなってしまうことがあります。これでは、業務に支障が出る恐れがあるため、通信速度は妥協なく選ぶべきです。
2つ目は、実績と信頼性です。当然実績があり評判が高いルーターを選択するべきです。実績や評判があるということは多くの情報が公開されていることでもありますので、いざというときにも安心できます。
3つ目は、拠点毎の環境に適応するくらいタフであることです。拠点や店舗はそれぞれ環境が異なります。埃っぽいところ、暑いところ、湿度が高いところなど様々あると思います。これらの環境によって不具合や故障が発生しては、業務への大きな問題となります。そこで、タフなVPNルーターであることが重要です。
4つ目は、セキュリティ機能が充実していることです。ファイアーウォールや不正アクセス検知システム(IDS)など多層的なセキュリティ対策ができることです。
最後5つ目ですが、充実したサポートです。VPNルーターの性能が高くても、十分にその力を発揮させるためには設計や構築、そしてサポートまでが充実している必要があります。ヤマハ機器自体がサポートも充実していますが、設計や構築については実績のある支援企業と作っていくことも必要です。
ヤマハのVPNルーターを上手く使って拠点間ネットワークの構築を行う際には、RUN-VPNがおすすめ
ヤマハのネットワーク機器は通信の安定性、保守性、タフネスで実績が高いため、ヤマハ機器でネットワーク環境を作るのであればRun-VPNを提供している、株式会社ランシステムにご相談ください。
ランシステムは、ヤマハネットワーク機器のプロフェッショナルです。多くの企業様のネットワークを支えているヤマハのネットワーク機器ですが、省スペースでハイパフォーマンス、耐久性が良いため複数拠点間でのネットワーク環境を構築するケースや、店舗型のビジネスをされているお客様のネットワーク環境に適しています。ご興味ある方は専用ページをご覧ください。
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