無人化・省人化店舗の安全対策、自遊空間ではどうしてる?

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

店舗の無人化や省人化が進んでいる昨今。そうした事業形態を取り入れている企業では、お客様が安心して店舗を利用できるよう様々な工夫をしています。

今回は無人・省人化店舗で行われている安全対策について考えてみたいと思います。

目次

■無人・省人店舗の現状と抱える安全面への課題

人手不足が問題になっている昨今、小売業や飲食店、サービス業では店舗業務の一部もしくは全体をシステム化し、省人化や無人化を進めています。

特に多いのが精算機ではないかと思います。精算データを自動的に出すこともあれば、お客様が作成するもの、スタッフが作成するものもあり、業態や予算に応じて店舗に合う精算システムが取り入れられています。利用する側も最初は戸惑うことはあったと思いますが、今では多くの方が問題なく使いこなせているように思います。

それ以外の場面、例えば受付が必要なネットカフェやフィットネス、病院、宿泊施設などでは、チェックイン等の機能を備えた専用端末を設置していたり、鍵の取り扱いが必要なところではQRコードや顔認証、スマホアプリ等を利用した入退室管理を取り入れているケースもあったりします。

私自身、行動範囲が広い方ではありませんが、それでもこうした省人化・無人化のシステムに触れる機会が増えてきたと感じます。個人的にはこれらの非対面で完結できる仕組みにはとても好意的です。正直、あまり会話をする元気がない時には助かります。特に病院では話をする気力が無い時があるので、事前の問診システムやチェックイン端末があったときにはとてもありがたいと思っています。

一方で、無人・省人化店舗に対してネガティブな反応があることも確かです。

使い方や衛生状態への懸念、防犯対策への不安、緊急時(災害、体調不良、利用客同士のトラブルなど)の対応など課題として挙げられる点はいくつかあると思います。

これに対して各店舗は様々な工夫を重ねられているように見受けられます。

例えば、使い方に関して言えば、わかりやすいUI設計と丁寧な説明書き、必要に応じてスタッフがフォローできるような体制にしている店舗もあります。衛生面に関しては、店舗ごとに対応が異なりますが、清掃ロボットを導入していたり、定期的な清掃体制を整えているところもあります。私としては幸いにも今のところ無人・省人店舗で使い方に困ったことや汚すぎて利用を躊躇するような経験はありませんでした。とはいえ、やはり清掃の質は店舗ごとの差があるのではないかなとは感じています。

では防犯対策、緊急時の対応、衛生管理、プライバシーの配慮といった面ではどうでしょうか。

ここからはランシステムが運営するネットカフェ自遊空間を例に挙げてみたいと思います。

■自遊空間の安全対策は?

自遊空間では一部の時間帯、無人になる店舗があります。また、入会や受付、入退室(鍵はQRコード)、精算といった主要な業務をシステム化しており、通常の時間帯でも少人数で運営されています有人の時間帯には店舗の清掃や巡回、機器メンテナンスを中心とした業務を行っているようです。

そんな自遊空間では、リモート接客システムとクラウド型防犯カメラを導入し、遠隔地のセンターで店舗の状況を見守っています。そのため、困ったことがあればお客様がリモート接客システムでコンタクトすることも可能ですし、死角がないように店舗内を監視しているため、トラブルが発生したとしても、すぐに対処することが可能です。

さらにAI防犯カメラも導入され、行動パターンを検知して異常を早期に察知するなど、安全性の向上が図られています。それ以外にも、不正利用対策として、利用履歴の保存やゲートによる抑止、電子鍵システムの活用といったことも行われており、お客様が安心して利用できるようにシステムをフル活用しています。

自遊空間の特徴的なところとして、運営会社であるランシステムが開発したシステムが導入されている点に加え、他社の製品を利用する場合であってもパートナーとしてランシステム自身がそのシステムの特性を深く理解しながら運用している点にあります。また、オペレーションセンターには専門のオペレーターが24時間常駐しており、万一の際も迅速な対応ができる体制が整っています。

システムへの理解度の高さと、常時稼働するサポート体制の両輪によって、店舗の安全性や信頼性を支えているのだと感じます。

なお、自遊空間で利用されているすべてのシステム、および、オペレーションセンターはサービスとして利用することが可能です。また、導入時には店舗の無人化・省人化に関する課題に対しこれまで培ってきたノウハウを基にしたアドバイスを得ることもできますので、自店舗に必要な対応を相談することができます。

これから店舗の無人化・省人化を目指す企業様、今、店舗が抱えている課題解決策を模索中の企業様、一度ランシステムに相談されてみるのはいかがでしょうか。

店舗の無人化・省人化するソリューションに興味がある方は、以下のリンクもご参照ください。

あわせて読みたい
人手不足に対応! 無人化ソリューションパッケージ 無人化ソリューションパッケージの目的 2030年には日本全体で600万人以上の人手が不足すると言われており、中でもサービス業は400万人の人手が不足する パーソル総合研...
あわせて読みたい
無人化システム&リモート接客「リモートカサスpro」 深刻化する人手不足 目前に迫る2025年問題、人手不足は深刻化 2025年に505万人、2030年には644万人の人手不足となることが予想されています。 産業別において、特に大き...

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次