サイバーセキュリティの動向-令和4年版情報通信白書より(ヒロ田中のお知らせです!)

こんにちは。ランシステムのヒロ田中です。今回のお知らせです!

総務省が令和4年「情報通信に関する現状報告」(令和4年版情報通信白書)を公表しました。
今回で50回目の公表となる白書では、テーマを「情報通信白書刊行から50年 ~ICTとデジタル経済の変遷~」と題してICTサービス・技術の進化やICTを取り巻く国際情勢の変化のほか、現状と課題と今後の日本社会でのICTが果たす役割を分析しています。

今回は令和4年版情報通信白書から気になるデータを見てみましょう。

目次

サイバーセキュリティの動向

世界市場の概況

世界のサイバーセキュリティの市場は、ランサムウェアなどの標的型サイバー攻撃の急増などに
より、2020年には5兆6,591億円となり、2021年には6兆6,072億円(前年比16.8%増)にな
ると予測されている。

世界のサイバーセキュリティ市場規模の推移及び予測

(出典)Canalys推計*1を基に作成

日本におけるサイバーセキュリティの現状

サイバーセキュリティ上の脅威の増大

NICTが運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)が2021年に観測したサイバー攻
撃関連通信数(約5,180億パケット)は、3年前との比較では2.4倍(2018年 約2,169億パケッ
ト)、5年前との比較では3.7倍(2016年 約1,440億パケット)に増加しており、依然多くの攻
撃関連通信が観測されている状態である。

NICTERにおけるサイバー攻撃関連の通信数の推移

(出典)NICT「NICTER観測レポート2021」を基に作成

NICTERでのサイバー攻撃関連の通信内容をみると、IoT機器を狙った通信が依然として最も
多い一方で、昨年は2番目に多かったWindowsを狙った通信の割合が減少し、昨年は上位には見
られなかった様々なサービスで利用されるポートへの通信の割合が増加するほか、その他の占める
割合が増加しており、攻撃対象多様化の傾向が継続している。

サイバーセキュリティ製品の海外依存

2019 年及び2020 年の国内情報セキュリティ製品のベンダー別シェア(売上額)について、
2020年の市場全体のシェア率が2%以上の企業を「外資系企業」と「国内企業」に分類し、それ
ら企業における2019年・2020年の売上額を集計した結果、2019年・2020年ともに外資系企業
のシェアが高く、国内のサイバーセキュリティ製品はその多くを海外に依存している状況が引き続
いていると言える。

国内情報セキュリティ製品市場シェア(売上額) 2019年~2020年

(出典)IDC Japan, 2021年7月「国内情報セキュリティ製品市場シェア、2020 年:外部脅威対策および内部脅威対策」(JPJ46567421)を基に作成

知ってる人は知っている、知らない人は多分ぜんぜん知らない
情報セキュリティの10大脅威

情報セキュリティの10大脅威

サイバーセキュリティの動向はいかかでしたでしょうか。

関連する話題で、独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA) が発表している、情報セキュリティ10 大脅威の2022 年版では、組織の7位に「修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃)」が初ランクインしました。
毎年トップ10 にランクインする脅威は大きく変わることはありません。これらの脅威は私たちの身近に存在し続けているということです。

情報セキュリティ 10 大脅威 2022 「個人」および「組織」向けの脅威の順位

(出典)IPA,情報セキュリティ 10 大脅威 2022」

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