「無人店舗における最近の企業の動き(小売、サロン)

皆さん、こんにちは。南波真之と申します。

今回は、日々新しい取り組みが進んでいる無人店舗について、最近の企業の例を取り上げてみようと思います。小売の業界では以前から無人店舗化は進んでいますが、百貨店やサロンといった業態にも浸透しつつあります。これらの事例を紹介した後に、自社で近い取り組みをしたい場合の進め方もお伝えしていきます。

目次

無人店舗における最近の企業の動き

1.百貨店における取り組み(東急百貨店)

東急百貨店では、コスメ&ビューティーのフロアの各店舗間の送客や誘導につなげるための取り組みを開始しています。「気軽に、興味を持ったブランドのサンプルやビューティー・リラクゼーションなどのサービスチケットが手に入り、それにより新たなコスメ&ビューティーに出会う」という価値を出す取り組みです。

コスメ&ビューティーのフロア内に設置した無人店舗において、各店舗で取り扱う化粧品ブランドのサンプルや店舗で使えるサービスチケットを配布して、お客様の属性や行動データに

基づいた送客や誘導を目的としています。実際にサンプルなどが商品棚に置いてあり、上部のセンサーからどういう人が何を選んだのか、一度手にとってから棚に戻したのか、どのくらい選ぶのに時間がかかったのか、など様々なマーケティングデータを集められるようになっています。

2.小売における取り組み(タリーズ)

コーヒーチェーンのタリーズでは、無人店舗としてコーヒーの注文までをすべて端末だけで行う形を実現しています。こちらも現在はタリーズコーヒーニュウマン新宿店など一部店舗に限られているということですが、接客としての人は配置せず、スタッフは注文があったあとのドリンク作成や調理に専念するというような動きになります。

もともとタリーズではレジ部分とその横の調理スペースに人が数人配置され、接客や調理など複数のことを行っていましたが、本店舗では完全にオペレーションの範囲が決まることで全体の効率化を目的としています。

TullysのInstagramでも紹介されていました。

3.サロンにおける取り組み(ハイジ)

ハイジはセルフ脱毛サロンの店舗です。脱毛サロンなのですが、完全無人で店舗運営をしている先進的な企業です。

まずお試し体験を実施します。予約したあとは入室方法についてもメールで連絡が来るため、店舗内に入り、自分でマシンを使い脱毛を行います。その後気に入ったら定額でのサービスを利用していくような流れです。

基本的にスタッフもいないため、プライベートな空間で自分のペースで脱毛が受けられること、また24時間営業が実現できるため時間を選ばずに利用ができることなど、様々利点があります。

24時間のフィットネスジムに近いですね。

自遊空間の成功したナレッジを元に作った無人店舗パッケージ

今回は、様々な無人店舗について最近の事例を取り上げてきました。

こういった無人化の仕組みを取り入れることでコストの削減や売上、利益の増加を望める業種業態は多くあります。その際に仕組みは1から作っていてはとても大変です。すでにある成功事例のナレッジが使えるととてもいいですよね。

ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。そしてこの度、ノウハウをパッケージ化して提供開始しました。

「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間と近い形での店舗運営をされている場合にはそのまま適用することで手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。

本来、DX化を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。

無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

人手不足に対応!『無人化ソリューションパッケージ ネットカフェVer』

YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。

今と昔でどう違う?自遊空間のDX化の現状

※本コラムに記載されている商品名または名称等は、各社の商標または登録商標です

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