アフターコロナでのインバウンド需要から見る、無人接客・無人店舗の今後

皆さん、こんにちは。

南波真之と申します。

新型コロナウイルスによる制限も解除されはじめ、加えて歴史的な円安という状況で海外から多くの旅行者が日本に来ています。

ホテル業界、接客業などこの2〜3年苦しかった業界にも明るい兆しが見えてきました。今後はこのアフターコロナへの対応をどのように考えていくのかが重要です。需要が大きくなってきているホテルや接客業のポイントの1つが無人接客、無人店舗です。

今回は、ホテル、接客業におけるアフターコロナでの無人接客・無人店舗について、事例を踏まえて見ていきたいと思います。

目次

ホテル、接客業における無人接客・無人店舗について

ホテル、接客業における無人化は相性がいいものです。それに加え、今回のコロナウイルスによる非接触・ソーシャルディスタンスの意識が人々に浸透したことにより無人接客への抵抗感もかなり少なくなっています。

福岡県で展開している無人ホテルmizukaは、スタッフが常駐していないホテルです。チェックインとチェックアウトはタブレットで完結し、鍵はオンラインで発行されます。

スタッフに質問などがある場合はタブレットからチャットやビデオ通話ですぐにコミュニケーションを取ることが可能なため、利用者が迷わないような仕組みも作っています。

このような無人接客・無人店舗は運営側のメリットも利用者側のメリットも大きいといえます。運営側のメリットとしては、まずは人的コストの削減をしつつサービスの質を確保するという点です。本来フロント業務というのはシステム化しやすいもので、海外の様々な国からの利用者を受け入れる際にもタブレットで利用者自らが登録、操作することで、常に受付の人材を配置するという必要がなくなります。更に多様な言語での対応ができるというのもタブレットなどを使ったシステムが得意なところです。

このように無人店舗・無人接客はこれから増加が見込まれるインバウンド需要をうまく取り入れることができるという意味でますます注目されていくでしょう。

日本では「おもてなし」という言葉にあるように、どれだけお客様をもてなすことができたかが重要視されています。ここについては考え方の違いではありますが無人店舗や無人接客だと「おもてなし」ができないかと言われたら、そうではないですし、「おもてなし」を人と人との関わりと考えて、より手厚いサービスを行う宿泊施設があってもいいはずです。今後は無人の施設が間違いなく増えてくるため、施設のあり方を考えるきっかけになるといいのではと思います。

更に、日本のビジネスマン向けにワーケーションやコワーキングスペースという立ち位置での展開も親和性が高いです。ビジネスマンの場合は簡単に宿泊施設を利用できること、Wi-Fiが高速なこと、立地が良いことなどいくつかの条件がありますが、無人店舗・無人接客であれば、不要になった人的コストの分を他の整備に使うこともできます。

自遊空間の成功したナレッジを元に作った無人店舗パッケージ

今回は、ホテルの例を取り、接客業の無人接客、無人店舗について最近の事例を取り上げてきました。

こういった無人化の仕組みを取り入れることでコストの削減や売上、利益の増加を望める業種業態は多くあります。その際に仕組みは1から作っていてはとても大変です。すでにある成功事例のナレッジが使えるととてもいいですよね。

ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。そしてこの度、ノウハウをパッケージ化して提供開始しました。

「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのままやカスタムして適用することで手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。

本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。

無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

人手不足に対応!『無人化ソリューションパッケージ』

YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。

今と昔でどう違う?自遊空間のDX化の現状

※本コラムに記載されている商品名または名称等は、各社の商標または登録商標です

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