メンバーもマネージャーもテレワークでの課題No.1は「コミュニケーション」

皆さん、こんにちは。

南波真之と申します。

株式会社ライボの調査機関であるJob総研が『2023年 リモートマネジメント実態調査』を発表しました。これは、コロナ禍の影響で一気に普及したテレワークによって生じた働き方の変革や多様性から、マネジメント側の視点とメンバー側の視点の両方で調査がされています。

テレワークに関する調査はいくつもありますが、2つの視点での調査を基に現在どのような状況になっているのか、また、発生している問題についてどのようなアプローチで解決に進めていけばいいのかを考えてみます。

目次

テレワークにおける状況

全体の状況

まずはテレワークについての全体感を把握していきます。

調査によると、現在は約58%が週3日以上テレワークをしており、1年前の2022年1月と比較すると「増加した」と回答している割合が約61%でした。

ここから、全体的なテレワークの利用や頻度は増加してきている事がわかります。

また、働きやすさや満足度の観点では、「テレワークのほうが働きやすい」と回答しているのが全体の63%で、テレワークの満足度を「満足」と回答しているのが全体の84.5%でした。

ここから、テレワークの方がオフィスでの仕事より満足度が高く、働きやすい状況と感じている事がわかります。

それでは次にテレワークでの課題や上司に対しての印象についての調査を見ます。「テレワークの課題」としては、上司や同僚とのコミュニケーション不足、雑談ができずに相手を理解しきれない、オンとオフの切り替えが難しいと回答している割合が特に多く、全体的にコミュニケーションに課題を感じていることがわかりました。「テレワークにおける上司の印象」としては、やはりコミュニケーション不足が一番多い割合を占めていました。

メンバー側が感じる課題としては、圧倒的にコミュニケーションの課題が多いようです。

一方で、マネジメント側はどうでしょうか。

マネジメントにおける状況

テレワークのマネジメント課題として、メンバーの業務進捗の把握が難しいという回答が一番多くなりました。更に、マネジメントにおいて難しさを感じる内容として、コミュニケーションと回答した割合が約40%と断トツでした。

ここから、メンバー側の課題と同じくコミュニケーションをどのようにとっていくのか、そのコミュニケーションによってどのように成果を上げていくのかという課題を解決する必要がある事がわかります。

テレワーク中のサボりは多くの人が経験している

調査の中には、「テレワーク中にサボったことがあるか」という項目もあり、サボったことがあると回答した割合が約65%でした。サボりの定義にもよりますが、ある程度テレワークでオンオフを切り替えてやっているはずと考えると、一概にサボりと言えないケースもあるとは思います。

それに対してのマネジメント層は黙認の対応を取る割合で約86%とほとんどのケースで黙認をしていました。

共通の課題「コミュニケーション」で成果を上げるには

今回取り上げた調査のポイントとして重要だと考えたのは、メンバー側、マネジメント側双方とも「コミュニケーション」が共通の課題になっているということです。

オフィスではふらっと会話ができていたようなこともテレワークではやりづらい、というのは事実として受け入れて、意図的にコミュニケーションの時間を細かく入れていくなどの対応が必要であると感じました。

例えば、週に2回、15分ずつのオンラインミーティングを開き、何か困り事や進捗共有などがあればその際にコミュニケーションを取るようにするといった具合です。

コミュニケーションと密接な関係になりますがテレワークは精神的なコントロールが大変です。そこで自宅だけではなくその時の状況に応じた仕事場を用意しておくことも必要です。

テレワークの環境を整備するためにどうしたらよいか、ということが課題の場合は、多様な場所で多様な働き方として、例えばコワーキングスペースのようなところを使うことも大事ですし、他の場所も用意しておくことも重要と言えます。

業務を行う場所の選択肢として、R-Workはご存知でしょうか。

R-Workとは、インターネットカフェの自遊空間など、仕事場としてスポットで利用できる場所(サテライトオフィス)を提供することで多様な働き方をサポートしているサービスです。

自宅ではない「自分の仕事場」を持つようなイメージで、複数の選択肢を持っているとなにか緊急事態の場合でも対応ができます。

設備やインターネット環境は一般的な家にあるものよりも良いものですし、集中力を妨げるものもなく、適度に休憩をすることもできるため「テレワーク疲れ」を感じている人にはとても適しているのではないでしょうか。

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