こんにちは、穂苅智哉と申します。
皆様は普段、外食はどのくらいの頻度でされますでしょうか。また、その際には、よく世間で言われているような「人手不足」を感じたことはありますでしょうか。
接客業、特に飲食業は人手不足が深刻だと言われており、日本人以外の方が日本語で接客をしているのを見ることも増えたように思います。
今回は、飲食店の人手不足調査を見ながら、お客様側の意見をベースに飲食店が今後どのようにして人手不足を解消するのがいいかを考えてみます。
飲食店の人手不足は深刻化している
米飯加工機械、充填機械、寿司ロボット等の製造販売を行う鈴茂器工株式会社が、全国の20歳から69歳の男女400名から、「年1回以上の外食利用をする」と回答した344名を対象に飲食店の人手不足に関する調査を実施しました。
(参考:鈴茂器工株式会社)
まず、改めてわかったのが飲食店の人手不足は本当に深刻化しているということです。外食利用者の内、4割以上が「人手不足の影響が増えたと感じている」と回答しました。
その中でも、「物価上昇の影響で利益を確保するために人件費を多く使えない」ことと「人手不足を解消するには今より時給を上げないと人が集まらない」というジレンマが大きいようでした。
更に、実際の店舗の状況として、料理の提供に時間がかかる、テーブルが片付いていない、席の案内時間が遅いなど様々な理由があるようです。
これに加え、観光地を中心にインバウンドの訪日旅行客も増えているため、需要過多になっている日本の飲食店は何か抜本的な解決策を実現しないといけない状況と言えます。
飲食店利用者の多くは、実はシステム化・機械化に賛成している
続いて、飲食店の機械化についての項目がありました。回答の中で「賛成」と「どちらかと言えば賛成」を合わせると、86.6%となり、9割近い外食利用者が飲食店の機械化に賛成であると考えている事がわかります。
例えばタッチパネル等でのセルフ注文、精算や、配膳ロボットの活用です。その他にも予約対応や片付け対応なども機械化としてお客様が望んでいることがわかりました。
更にもう1段階進むと、省人店舗のような状態にもなると思います。例えばホールには最小限の人を配置して、それ以外はロボットや機械で接客を対応するようなイメージです。機械ですので多言語対応もできますし、人間が多くのコストを使って言語を習得する必要性は少なってきていると言えます。
ただ、もちろんコミュニケーションとしての人間同士のふれあいはとても大事ですし、無くなっては困るものです。ですのでそれは使い分けてやるべきなのでと思います。
省人店舗も「パッケージ化されたソリューション」がある
しかし、システム化・省人店舗といっても、やることや考慮することが多く、実際に何からどのように進めたらいいのかが分からない企業様も多いのではないでしょうか。
その場合には、一度パッケージ化されたソリューションを見てみるのが良いでしょう。
このコラムを掲載しているランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。更にそのノウハウをパッケージ化して、店舗運営をされている企業様向けに提供をしています。
「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。
本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。
無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。
・ITで店舗を無人化や省人化して人手不足を解消。自遊空間のDXをご紹介
・自遊空間のDX 顔認証とQR鍵で安全で便利なセルフ店舗運営セミナー無人化ソリューションを徹底解説(S)
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