こんにちは、ランシステムのヒロ田中です。
最近、Web会議が途中で止まったり、クラウドサービスの動作が妙に重かったり……。
そんな「なんとなく不安定なネットワーク」に、心当たりはありませんか?
企業活動がデジタル化する今、ネットワークの品質は業務効率だけでなく、社員のストレスや顧客体験にまで影響を及ぼします。
それでも、「まあ使えているから大丈夫」と放置されている企業様が多いのも現実です。
しかしながら、通信環境の最適化はもはや“コストのかかる贅沢”ではありません。
それどころか、“経営リスクを最小化する投資”として、いま再注目されています。
今回は、そんな現代の通信課題を解決する、次世代インターネット接続サービス「IPマルチコネクト」の魅力を、わかりやすくご紹介いたします。
放置されがちな通信課題⸺そのままで大丈夫ですか?

私たちが企業様を訪問するなかで、以下のような声を多く耳にします。
- 「急にWeb会議が落ちることがあるけど、回線のせいかはわからない」
- 「VPNが不安定で、本社の共有フォルダにつながらないことがある」
- 「夜間は早いが、日中は急に遅くなる」
- 「契約回線の内容やプロバイダの条件が整理できていない」
こうした通信トラブルは、「なんとなく我慢」してしまうことが多く、IT部門の方にとっては潜在的なストレスの原因にもなっています。
そして最も怖いのは、その当たり前になった不便”が、実はビジネス機会の損失を生んでいることです。
IPマルチコネクトとは?⸺“次世代”の通信技術で、ネットワークを一新
IPマルチコネクトは、NTTフレッツ回線などの光回線をベースに、
IPoE(IPv6)方式による「IPv4 over IPv6通信」を実現する法人向け接続サービスです。
従来のPPPoE接続は、収容装置の混雑によって速度が極端に落ちることがありましたが、
IPマルチコネクトでは混雑の少ないIPv6インターネットを活用することで、圧倒的な安定性とスループットを実現しています。
たとえば、導入された企業様からはこんなお声も。
「これまで日中は50Mbpsを下回ることもあったのに、IPマルチコネクトにしてからは常時500Mbps以上の通信速度が出るようになった」
「ZoomやTeamsが落ちることがなくなり、打合せ中の“すみません、聞こえませんでした”が激減しました」
通信ストレスは目に見えにくいものだからこそ、改善後の快適さは驚くほどはっきり感じられます。

固定IPでできること⸺VPN・アクセス制御・遠隔管理
IPマルチコネクトでは、回線ごとに固定グローバルIPv4アドレスを1つ割り当てます。
この固定IPがあることで、以下のような高度なネットワーク構築が可能になります。
- 拠点間VPNの構築(ヤマハ RTXシリーズ等での設定に最適)
- クラウドサービスへのIPアドレス制限によるアクセス制御
- 遠隔監視カメラやNAS、制御機器へのリモートアクセス設定
特に、セキュリティ意識の高い企業では、
「誰が、どこから、何にアクセスしているか」を固定IPベースで管理することがスタンダードになりつつあります。
IPマルチコネクトの固定IPは、そうしたポリシー設計にも対応しやすい設計となっており、複雑なネットワーク要件にも柔軟に対応可能です。
導入・設定もまるっとお任せください
「魅力的だけど、ネットワーク設定とか難しそう…」
そんなお声にも、もちろん対応しています。
当社では、ヤマハRTXシリーズなど対応ルーターの設定支援はもちろん、既存環境からの切り替え、
通信構成のご提案、トラブル時の一次対応まで導入から運用まで一気通貫でサポートいたします。
さらに、「jiqooひかり」という高速かつ安定した法人向け光回線との組み合わせで、
回線・プロバイダ・IPアドレス・設定・サポート窓口まで一本化することも可能です。
「問い合わせ先がひとつ」⸺これが、IT担当者様にとってどれほど心強いことか、
運用を担う方ならきっと実感いただけるはずです。

「ビジネスを止めない」通信インフラへ、今こそ一歩を
日々の通信環境に、少しでも「不満」や「不安」があるなら、それは見直しのサインです。
IPマルチコネクトは、“安定して速い”という当たり前を、法人ネットワークに提供するために設計されたサービスです。
固定IPによる安全な通信、IPoE方式による快適な速度、そして信頼できる導入サポート。
すべてを備えたIPマルチコネクトは、ビジネスを止めないネットワークの“新たなスタンダード”になりつつあります。
📩 導入に関するご相談、構成の見直し、他社との比較など、お気軽にご相談ください。

