こんにちは、穂苅智哉と申します。
2025年7月、ヤマハ株式会社がIDC Japanの「国内ネットワーク機器市場シェア(2024年)」調査において、SOHOルーターセグメントで21年連続のシェアNo.1を獲得したと発表しました。(※1)
1995年のネットワーク機器事業参入から30周年という節目の年での受賞と21年連続というのはユーザーの評価が高く、継続的に多くの機器が使われているということになります。ちなみにSOHOというのは、Small Office, Home Officeのことで、このセグメントは中小企業や個人事業主のオフィス、大企業・中小企業の遠隔地の小規模オフィスや店舗が該当します。
(※1)https://www.yamaha.com/ja/news_release/2025/25073101/
ヤマハの国内シェアNo.1獲得の背景
SOHOルーター市場で21年という長期間にわたってシェア首位を維持していることは、継続的な品質向上と顧客ニーズへの対応力が、 価格だけではなく製品の信頼性や機能性が評価されていることだと思います。ヤマハは楽器製造で有名ですが、ここで培った品質管理等の姿勢が、ネットワーク機器分野でも活かされていると考えられますし、今では「ヤマハのネットワーク機器」という強いブランドも確立されています。
具体的にヤマハのネットワーク機器が人気の理由をいくつか取り上げてみます。
1つ目は、安定稼働を重視した設計です。
企業の業務では、通信の安定性がとても重要です。例えばヤマハのRTXシリーズは、長時間の連続稼働に対応した設計により、システム停止のリスクを低減しています。
2つ目は、拠点間接続機能の充実です。
多店舗展開をする企業では、セキュリティ上も円滑な業務を行うためにも各拠点と本社を安全に接続する必要があります。ヤマハのルーターは、VPN機能を標準搭載し、セキュアな通信環境を提供しています。
3つ目は、運用管理の効率化です。
企業ネットワークの運用管理は当然必要ですが、なかなか大変な業務です。ヤマハの機器では運用管理もしやすく、クラウド型管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」により、複数拠点のネットワーク機器を集中管理できます。これにより運用負荷の軽減につながります。
ネットワーク機器は多くの種類をメーカーが出していますが、自社・店舗・団体で採用する場合には実績豊富で運用後にもしっかり使える機器と設計をしていくことが大事でもあります。
企業間、店舗間のネットワークを構築していきたい場合
企業で新たにネットワークを構築することを検討している場合、まず何から調べて依頼していったらいいのか、どこまで自社でできるのかなどを考えていくと、なかなか正解が出ません。他の業務もある中での対応となるはずですので、すべて自社でできないということであれば実績のある信頼できる外部企業に相談することが良いです。
更に、ネットワーク機器に関してはいくつかポイントがあります。
① 実績豊富で評価が高いこと
② 通信速度が業務上十分相当なこと
③ メンテナンスがしやすいこと
④ 安定性が高いこと
⑤ 設置場所にかかわらず十分に稼働する「タフさ」があること
これらのポイントを満たす機器を選定しましょう。
5つを満たす機器としては、国内ではヤマハのネットワーク機器がおすすめです。
このコラムを掲載しているランシステムは、ヤマハネットワーク機器のプロフェッショナルです。多くの企業様のネットワークを支えているヤマハのネットワーク機器ですが、省スペースでハイパフォーマンス、耐久性が良いため複数拠点間でのネットワーク環境を構築するケースや、店舗型のビジネスをされているお客様のネットワーク環境に適しています。ご興味ある方は専用ページをご覧ください。
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