こんにちは、吉政創成 菱沼と申します。
サイバーテレワークソリューションのご紹介コラムを担当させていただきます。どうぞお付き合いただければ幸いです。
さて、昨年の緊急事態宣言によって急遽テレワークが求められるようになってから、あっという間に1年が経ちました。この一年で、テレワークに本格的に取り組んだ企業もあれば、とりあえず突貫工事で最低限対応が出来るようにした企業、自社には向かないとあきらめた企業と様々だと思います。
企業向けのテレワーク関連のお話は割とありますので、初回の今回はあえてテレワークをする側の社員がお仕事するスペースについて取り上げてみたいと思います。
■テレワーカーが振り返るコロナ禍のテレワーク
さて、テレワークをされた方のほとんどがご自宅だったのではないでしょうか。
私はかれこれ5,6年ほどテレワーカーをしております(もちろんお客様先に訪問することもあります)が、外出を必要としない作業の場合は、そのほとんどを自宅で行い、時々、喫茶店などのオープンスペースで行ってきました。
通常、私だけが自宅で作業するので音を気にしたことはありませんでしたが、夫がテレワークになったときには会議が多い夫の邪魔にならないよう気を使いましたし、それまでになかった音が気になるようになりました。そして、何より、一人ならテキトーでも全く問題にならない食事について気になって仕方ありませんでした。これはきっとどこのご家庭でも一緒のはず…笑。気になる対象が増えたのと、久しぶりに誰かが同じ空間で仕事をしているということにちょっと違和感を抱いていました。
また、それまでお客様先に訪問していたものがWeb会議になったことで、快適に作業できる環境(椅子とか机とかバーチャル背景を使わなくてもいいほどの整った場所とか)が欲しいと思うのと同時に、ネットワーク環境についても気になるようになりました。何せ一人増えていますので。
幸い、何かしないといけないほど回線に負担がかかるような状況ではありませんでしたので、そのまま使い続けています。
恐らく、テレワークとなった方々のほとんどが似たような悩みを抱えているはず…、と思っていたら、ITmediaビジネスONLINEでビズヒッツという企業が行った「理想のワークスペース」に関するアンケート調査データが公開されていました。
この調査によると、作業場所はリビングがほとんどで、次いで寝室・自室だったようです。仕事部屋を持っている方もいらっしゃるようですが少数で、なんとキッチンや物置・倉庫なんていう方も…。腰を痛めるか、くしゃみが止まらなくなってしまいそうです。
■「理想のワークスペース」、何が欲しい?
さて本題はここから、理想のワークスペースとはなんたるやです。
アンケートでは、1位:仕事専用ワークスペース、2位:静か・適度な雑音、3位:快適な椅子と机。
ちょっと飛んで、6位:必要機器・グッズがそろっている、8位:通信環境が整っている、でした。
どれも納得。
参考:リモートワークの継続有無で、業績に明暗 「リモートアクセス環境」「PCの社外持ち出し」が“導入の壁”に?|ITmediaビジネスONLINE
やっぱり自宅で快適に作業するには環境の整備は大切です。ただ、通信環境は、機器の手配や回線事業者との調整が必要な場合もあるため、すぐに改善することが難しいこともあります。机と椅子もなんだかんだ座ってみないとわかりませんし、そもそも置くスペースあるのか問題があります。なかなか理想に近づけるには間取りと、家族との相談が必要なので一朝一夕にはいかないのがほとんどです。
■簡単に快適な作業環境を得るなら外部を使う
そこで外部のワークスペースに頼るという手も考えられます。少し前から企業・個人で使用できるコワーキングスペースやサテライトオフィスが増えていますので、そうしたスペースを使うことも手段のひとつでしょう。
ただ使用するときに気を付けたいのは作業する内容が外から見えて問題がないかどうか、Web会議など音声が関わるものでないかということです。特に音は他の方への迷惑になることがありますし、なにより機密性の問題もあります。
そして、企業としても社員が快適でセキュリティ対策が施されている安全な環境で仕事ができているのかということは気なる点だと思います。社員の自宅に口出しするのはいろいろな面から見ても現実的ではありませんし、社員が外部で仕事をする場合、ここなら作業をしてもいいと判断することが難しいケースもあります。費用をだれが負担するのかといった判断も必要ですし、そのための経理処理などが増加します。
ならばいっそ、企業が「ここなら作業場所として使用してもいい」と決めてしまうのも一つの手だと思います。
ランシステムでは、通信環境、防音、セキュリティ対策が施されたワーキングスペースを月額制で利用できるサービス「R-Work」をスタートしました。使用できるワーキングスペースはランシステムが運営する自遊空間をはじめ、全国の提携ワークスペースのため、社員が使用しやすい場所を社員が選択することができます。特に自遊空間には鍵付き防音個室があるので、安心して利用できますね。
また、R-Workの全施設には、「anyplace」が導入されているため、
契約企業は位置情報(施設情報)と連動した入退室記録を管理することで、企業の労務管理に活用できます。R-Work利用料は法人決済なので、企業内での経費精算業務といった管理工数の削減も期待できます。
テレワーク設備の導入費用を削減できると共に、企業契約だからこそ、社員が個別で経費精算を行う必要がないため、経理処理が簡易になります。
詳しいプランやサービスの内容については以下のリンクをご参照ください。
R-Workサテライトオフィス提供サービス|サイバーテレワークソリューション