こんにちは、穂苅智哉と申します。
現在日本では、大きな物価の上昇を経験しています。しかしそれに対して賃金の上昇はほぼなく、負担だけが増えてしまっているような状況と言えます。
大企業などの体力があるところでは賃上げが進んでおり、経団連の集計では5.58%で33年ぶりの高水準となったということです。
(参考)大企業賃上げ5.58%、33年ぶり高水準 経団連1次集計
今後は賃上げが広がっていくことが予想されるため、企業もそれに合わせた対策や変化が求められてくると思います。今回は、店舗運営をしている業種で賃上げによってどのような動きが出たのか、韓国で実証されている部分がありますので紹介していきます。
賃上げと無人店舗の関係性とは
韓国では、数年前から賃上げによって人件費が増加しています。当時の大統領の公約として、政府の施策で最低賃金が上昇し、大統領就任から2年で3割も上昇しました。そうなると企業としてはコストが増えることになりますので、何らかの対策を行っていく必要が出てきます。
韓国の店舗が実際に行った対策の1つが、無人店舗化でした。調理ロボットの導入、注文やレジは無人オーダーの機械で行う店舗が増えました。アルバイトなどを可能な限り機械やシステムに置き換えて効率化を行い、賃上げの波に対応しました。また、ユニークなところでは無人ワインショップ、無人ラーメン屋、無人ファストフードなどもあります。
このように、賃上げに対応するために企業側としてはシステムを導入した無人店舗化が1つの策となります。
日本でも同じ動きが出てきている
日本でも賃上げの動きが出てきているため、アルバイトを含めて賃金は上昇してくる中で店舗の利益を確保し企業として成長していくためには、攻めと守りの対策が必要です。無人店舗はその対策になり得ることは韓国の例からも言えますので今後の賃上げ対策として検討の土台に上げるのが良いと思います。
また、韓国で発生している無人店舗の問題ですが、犯罪の発生です。商品を精算せずに持って行ってしまうということもあれば、現金が使える無人のレジを破壊して現金を盗むという犯罪も起きています。
ここは、犯罪対策もしつつ無人店舗化を成功させていくという部分がとても難しいところといえます。
人件費をかけずにビジネスオペレーションを構築していくための省人・無人店舗化とは
ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。更にそのノウハウをパッケージ化して、店舗運営をされている企業様向けに提供をしています。
「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。
本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。
無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。
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