店舗の無人化・省人化、この半年間の変化を追ってみた。

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

私事でしばらくお休みを頂いており、あっという間に半年が経ちました。

この半年ほどはあまり外出する機会がなく、出ても近隣のみという生活でしたが、それでもロボット接客を取り入れている先が増えたような気がしています。

そこで、無人化・省人化のここ最近の変化はどんなものがあったのかなとニュースを検索してみると、海外の「おぉ…」と思うものから、マーケティングの一環で試験的に無人化を実施している事例までいろいろありました。

そこで今回は半年前にはあまり見なかった(と思う)無人化・省人化に絞ってお届けしたいと思います!

目次

バージョンアップされた無人化・省人化の形

個人的にはたった半年なのに浦島太郎感が半端ないのですが、知ってるよ!というものがあっても、そして半年って言いながら直近過ぎない?というものもありますが…いろいろご容赦頂けると嬉しいです。

さて個人的に面白いor新しめかなと思ったのはこちらです!

  • アバター店員

こちらは南波さんのコラムでもありましたね。

つい最近、ローソンでアバターストアの実証実験が開始されたというニュースが流れていました。この取り組みでは生産者がアバターを動かし、生活者へ遠隔から商品PRをしてみようというもののようです。この事例では伝統工芸品が対象となっているようですね。

ECが普及したことで店舗を持つ必要がなくなったもののコミュニケーションをとる場が減り、魅力を伝えることが難しくなった昨今、実店舗とアバター、ECサイトを組み合わせた新しい形に期待大ですね。

  • モデルハウス運営も無人化&アバター

こちらもアバター利用ものではあるのですが…この事例は内見したい物件をWeb予約するとワンタイムパスワードが送られてくるので、予約した日時に現地に赴いてワンタイムパスワードを使って入場するそうです。現地に営業はおらず、テレビに映し出されたアバターコンシェルジュが待ち受けているのだとか。営業を受けるのが苦手な人にはもってこい。にしても「家」という大物で、なかなか思い切った取り組みだと感じますが、なんと成約率は2倍なんだそうで。時代ですね~。

  • 顔認証式の決済

オフィスグリコで行われた事例になります。重量センサーを備えた棚、人の動きを把握するカメラの情報から自動決済が行われるというところまでは既存のものと大差ないのではないかと思います。

異なるのは決済情報の取得方法で、例えばAmazon Goの場合は、決済情報を手のひら認証やアプリの二次元コードを使用して取得されますが、この事例では顔認証が使用されているそうです。

  • ドバイの無人移動式交番

個人的に最もギョッとしたのはコレ…。「スマホで呼び出せる、無人の移動式交番」というニュース。え、どういうこと!?と、あまりのパワーワードに迷わず開きました。

内容はドバイ警察と日本企業が共同開発した世界初の移動遠隔自動運転の無人交番が納車されたという事で…しかも2号機。普通のパトカーにも高級車を採用するだけある資金力ですね…さすがドバイ…。

なお、この車両では支払いサービスや住民票の出力、遺失物の紛失・盗難届等の約30の行政サービスが受けられるのだそうです。さすがドバイ……。

ということで、今回は個人的に変わり種と思える事例をご紹介しました。面白いものを見つけたらまたご紹介したいと思います。

無人化・省人化・デジタル化…新たな店舗運営の課題解決への第一歩

無人化・省人化された店舗運営において、注意しなくてはならない点や導入した方が良いソリューションというものはその店舗が抱える商材や近隣の環境を含めた特徴によって様々だと思います。そうしたもののひとつひとつを自社で取り組んで決めていければいいとは思いますが、ノウハウがたまるまではなかなか厳しい場面も多々あると思います。

そうした時にすでに知識・実績を持つ専門家や、すでに成功体験を得ている事業者からのサポートを受けられれば、よりスムーズで、より良いものになるのではないかと思います。

ランシステムが運営する自遊空間は、すでに無人化店舗を実現し、費用対効果を含めて実績を出しています。これらの仕組みはランシステムが独自に取り組み、開発されたもので、そこで得たノウハウをもとに、「無人化ソリューションパッケージ」が提供されています。すでに自店舗で結果を出しているものなので、そのまま利用するのもありですが、自社に向いた使い方を相談してみても良いのではないかと思います。

まずはどんなものか知りたい、相談してみたいという方は、ぜひランシステムまでお問い合わせください。

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