皆さん、こんにちは。
南波真之と申します。
2023年現在、無人店舗のニュースはとても増えてきており様々な企業が無人店舗による運営を始めています。
私たちに身近なケースとしては、Amazon Goやコンビニなどの小売店です。センサーやセルフレジを使い、自分だけで商品を購入できるという画期的な仕組みです。
無人店舗が活用されてきた背景の1つに、サービス業の人材不足があります。2023年には日本におけるサービス業の人手は400万人不足するというデータもあるくらい、深刻な問題となっています。そこで、無人店舗の活用をすることでこの人材不足を解消し、今後の店舗経営を理想的な方向に進めていくためにテクノロジーを使った無人店舗が注目されているのです。
しかし、無人店舗の可能性はこれだけではありません。視野を広げてみると更に様々なケースでの利用が考えられます。
スタジオでの活用
今回取り上げるのが、スタジオ×無人店舗です。
音楽スタジオや撮影スタジオ、ダンススタジオは、一般の家にはない設備が整っています。当然使いたい人は設備がよく、近場で、料金が手頃な場所を選びたいものですから、人件費を抑えられ、店舗スタッフがいないために集中できる環境である無人店舗は親和性がとても高いと言えます。
すでにいくつかの企業が多店舗展開をしていますが、その鍵になるのが利用者の使いやすさと安心です。スマートフォンを使った利用登録や会員証発行、入場出場管理、決済、スタジオでの質問やトラブル解消のための運営側への問い合わせ方法など、必要な対応はいくつもありますがそれらがスムーズに利用者が使えることが重要です。また、利用可能な時間が24時間というのもとても魅力的で、利用者のニーズをしっかり反映できる仕組みになります。
サービス運営側のメリットとしては、24時間の集客ができるところ、ほぼ全てをシステム化、無人化することで人的コストを下げた運営ができるということ、そしてさらにどのような属性の人たちがどのくらい利用しているのかといった利用履歴や行動情報の取得もできるため、それをマーケティング活動に活かしさらなる利用者増につなげられることなどがあります。
当然初期投資としてシステムや仕組みを整備する必要はありますが、今後中長期を考えたときには投資をする価値は十分あるのではないでしょうか。
自遊空間の成功したナレッジを元に作った無人店舗パッケージ
ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。そしてこの度、ノウハウをパッケージ化して提供開始しました。
「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。
本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。
無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。
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