ハイブリッドワークの働き方に合わせた、効果的な仕事のための「個室ブース」は今現在、オフィスにも街中にも求められている

皆さん、こんにちは。南波真之と申します。

私たちの働き方として、ハイブリッドワークが浸透してきました。パンデミックの影響で、一気にテレワークの方向性にシフトしていたところから、状況が落ち着いてくるに従い、ある程度の落とし所が明らかになってきた感じがします。

MetaやAmazon、Appleなどアメリカの大手IT企業でも社員に出社を求める動きです。更に2023年8月には、テレワーク時代のツールの代表格とも言えるZoom社でもオフィスから50マイル(約80キロメートル)以内に住む従業員に対して、少なくとも週に2日はオフィス出社をすることを求めたことが話題になりました。

これらは、テレワークが成果が出ない働き方であるからではなく、それぞれの働き方の強みをもとにして生産性を伸ばしていくための動きと言えます。

目次

テレワークで適しているところ、オフィスワークで適しているところ

もう少し具体的に説明します。

まず、テレワークで適していることは、「時間の有効利用」「集中作業」「ミーティングのしやすさ」があります。出社時間がなく、周りの状況に影響されづらい環境で作業に集中できますし、様々な人達と小さいミーティングを多く入れることもできます。

一方で、オフィスワークで適していることは、「社内のコミュニケーション」です。オフィスには当然、同じ会社の人、同じチームの人がいますので気軽に会話してコミュニケーションを取ることができます。信頼関係の構築や仕事上での連携を行う場合はオフィスで直接やり取りしたほうが効果的です。

Zoom社もまさにこの部分を強調しており、信頼関係を築いて建設的な議論ができるためには直接会って仕事をすることが重要だと発言しています。Zoom社のCEOであるEric Yuan氏はBusiness Insider のインタビューに対して以下のように語っています。

素晴らしいアイデアを思いつくことはよくあるが、全員がZoomにいては、それも非常に難しい

実りある会話はできない。互いに率直に議論することはできない。Zoomの会議に参加すると、誰もがとても友好的になりがちだからだ

友好的な会議だけでは、社員お互いの率直な議論ができず、時に必要な意見の対立や深い議論が難しいというところに問題意識を持っていますね。

私たちは今後、テレワークとオフィスワークのハイブリッド型で働いていくことが増えてくるでしょう。例えば曜日で分けて、月・水・金はテレワークで働き、火・木はオフィスワークで社内コミュニケーションの時間を増やす、というような形が考えられます。しかし、オフィスワークの日でも外部とのミーティングやリモートワークのメンバーとのミーティングをビデオ会議でやることも多くあります。その際に各々が自分のデスクで実施すると、周りの声が入ってしまってミーティングの質が下がる、そもそも集中ができない、などデメリットが浮き彫りになってきます。

このような状況に対応するためには、オフィスやビル、街中に「個室ブース」があり、それを利用することが1つの解決策です。完全にオフィスでだけ仕事をしているケース以外にも、取引先や営業先に訪問して打ち合わせをした30分後にはリモート会議がある、という場合も多いでしょうから、街中にある防音の個室ブースの価値は上がっています。

ハイブリッドワークによる生産性向上のための、テレワークブース「REBOX

今回は、企業の具体的な動きも見ながらオフィスワークとテレワークのそれぞれの適しているところを確認し、適切に使い分けるハイブリッドワークの働き方のための個室ブースの必要性について取り上げてきました。

ランシステムは、運営しているインターネットカフェ「自遊空間」の個室ブース設計の経験を活かし、テレワークブース「RE:BOX」を開発しました。移動式のテレワークブースのため、今回のテーマのように自治体の施設に設置するケースや、店舗サービスの拡充としてご利用いただくケース、ホテルロビー等のビジネスパーソンが集まる場所に設置するケースなど、ユーザーには完全個室のテレワークスペースを提供することができます。

テレワークブース「RE:BOX」に興味を持っていただいた方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「RE:BOX」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

どこにでも設置できるテレワークブース『RE:BOX』

※本コラムに記載されている商品名または名称等は、各社の商標または登録商標です

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次