無人・省人店舗で問題が起きたときにどう対応する?

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

無人店舗が増えつつある昨今、私自身も何度か無人店舗を利用したことがあります。

正直、初めて行く無人店舗は使い方が分からないこともあり、無事に用事を済ませて退店するまではどっきどきです。退店できた時には妙な達成感を覚えることがあります。

さて、そんな小心者の私としては、店舗の中に見やすく、わかりやすい案内さえあれば何とかなりますが、たまに説明不足じゃないか…と思うことがなくもありません。そう。もうちょっと補足が欲しい時とか、システムでエラーが出てしまったときとか、どうすれば…?と思います。

こういったとき、場合によってはお客様も利用を諦めて帰ってしまう事態に陥りかねないので、店舗側としては何かしらの対策を打っておきたいところだと思います。

そこでその解決策の一つとして挙げられるのが遠隔接客ですが、自遊空間でも活用されています。

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自遊空間ではこうやってるというお話

さて、遠隔接客と言えば、遠隔地のセンターにいるスタッフが現地にいるお客様をサポートする仕組みです。小心者的にはちょっと話しかけるのに勇気がいりそうですが、あったら安心です。

一部店舗で無人時間を設けることに成功している自遊空間でも実際に遠隔接客の仕組みが取り入れられています。

では、自遊空間ではどのように遠隔接客が行われているのかというと、実は、遠隔接客システムと、クラウドカメラの2つの仕組みで運用されています。

実際に利用している場面がこちら。

ちなみに画像はランシステムが公開している動画から拝借しました。

自遊空間のDX 顔認証とQR鍵で安全で便利なセルフ店舗運営セミナー無人化ソリューションを徹底解説

さて、この左側の写真ですが、セルフ入会、入場システムがありますが、その隣にあるディスプレイ。このディスプレイの前に立って話しかけると、右側の画像のようにセンターにいるスタッフが応答してくれます。

では、センター側はどうなっているかというと、こうなっているそうです。

センターでは、遠隔接客のシステムだけでなく、クラウドカメラで映した店舗の映像も見れるようになっています。また、現地のシステムをリモート操作できるようにもしているとのことで、お客様が操作で悩んでもフォローできるようになっています。

遠隔接客システムだけでなく、クラウドカメラも導入しているのは、店舗内で問題が起きたときや、困っているお客様がいたときに適切なサポートができるようにしたいという意図もあるのだそうです。いろいろな角度から見えるようになっているそうなので、防犯面でも安心ですね。

自遊空間の省人化・無人化を支えるシステム

自遊空間では、セルフ入会システムやセルフ入場システム、自動精算機、QR鍵などの無人化・省人化に非常に役立つ様々なソリューションが運用されています。

これらのソリューションを活用したことで、カウンターレスや無人店舗を実現しているのですが、実現した当初はスタッフ自身の意識がメンテナンス員であるという認識になってしまったことで、接客意識が下がってしまい、適切な案内ができなくなってしまったことがあるのだそう。また、店舗の使い方が分からず、帰ってしまったお客様も中にはいて、それなりの売上機会損失になっていたと聞きます。

これに対して、遠隔接客システムとクラウドカメラを導入することで、問題があったときにはすぐにセンター側から店舗に適切なフォローができるようになりました。また、センター側からお客様にお声をかけることもできるため、能動的な接客を行えるようになったとのこと。

無人・省人店舗では運営していくうちに想定していなかった様々な課題が発生しますが、ランシステムは課題を見つけるたびに様々な見直しや、試行錯誤しながらシステムの開発・改修するなどで解決しているそうです。

そんなこれまでの経験やノウハウが反映された自遊空間の無人化・省人化を支えるシステムは以下になります。これらはパッケージソリューションとして販売されています。(単品での購入も可能とのこと)

  • 無人入会システム
  • セルフ入場システム
  • QR鍵システム
  • セルフ移動システム
  • セルフ精算システム
  • 清掃解除システム
  • リモート接客システム

ランシステムでは無人・省人店舗の実現に至るまでの経験や、運用中に起きた課題の乗り越え方、各システム開発の過程で培ったノウハウなどの様々な面からアドバイスしてくださるそうなので、いま店舗の無人化・省人化を取り入れようとされている中で、もし課題を抱えているようでしたら、問題解決の糸口として一度ご相談されてみるのはいかがでしょうか?

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