皆さん、こんにちは。穂苅智哉と申します。
飲食店などの店舗型ビジネスでは、人手不足の状況が続いています。更に、物価の上昇を踏まえて賃金増加の方向性のため、人不足と人件費高騰に対応するために、企業側としては対策を考えていく必要があります。
今回は、アメリカのファストフード店での課題と対策を見ていき、日本企業でもどのように動く必要があるのかを取り上げます。
今、アメリカのファストフード店ではコスト高と値上げの二重苦がある
日本でも200店舗を超えているファストフード店のバーガーキングはアメリカ発祥の企業です。アメリカでは、日本以上に平均時給が上がっており、時給としては平均が31.48ドル(約4,300円)で中央値で23.11ドル(約3,400円)というデータがあります。
日本の3〜4倍以上の時給であり、ファストフード店でも人件費などのコストが膨らんでいる状況です。となると、まず考えられるのは利益を上げるためには商品の値上げを行うことになりますが、ファストフードの場合は多くの商品を売ることで利益を得ていくビジネスモデルのため、値上げを行うには限界がある状況です。
(参考)【2024年最新版】アメリカの平均年収・年収中央値はいくら? | 業界別の年収や時給なども紹介
この現象は、バーガーキングなどのファストフードに限ったことではなく、大衆向けの飲食店でも同じ状況になっています。
そこで、バーガーキングでは、無人店舗の取り組みを進めています。
コスト削減のための省人・無人店舗化とは
今回の文脈での無人店舗とは接客などに人員を配置せずすべてシステムで完結させます。店舗に入ると注文用の端末が配置してあり、そこから注文を行います。注文を行うと番号が発行されて、商品の準備ができたら呼び出される流れです。人材は調理担当に集中させることで、人件費がどれだけ上がっても受ける影響を最小化できるという圧倒的なベネフィットが手に入ります。
調理や配膳が更にロボット化されてきたら、1店舗を2〜3名程度で回す事ができるようになるかもしれません。
人件費高騰に対応するための対応策、省人化、無人化ソリューション
アメリカで進んできている流れは、日本にもやってきます。実際に、日本のファストフード店では徐々にセルフオーダーシステムが普及しており、人が客と関与するのが商品を手渡すところだけ、という店が増えているように思います。
ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。更にそのノウハウをパッケージ化して、店舗運営をされている企業様向けに提供をしています。
「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。
本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。
無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。
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