こんにちは、穂苅智哉と申します。
コンビニだけではなく、ホテル、ネットカフェ、ゴルフ練習場、お菓子や食品の販売所など無人店舗は日に日に私達の生活で身近になってきています。
特に接客業では、今の人不足の状況から考えて、テクノロジーを使った無人店舗、省人店舗に移行していくのは必然な部分がありますが、実は経営者は無人店舗経営に魅力を感じているという調査がありました。
今回はそんな無人店舗と経営者と店舗ビジネスについて取り上げていきます。
経営者が抱える経営の悩みは、やっぱり「人」
企業経営において課題となる部分の多くが「人」「資金繰り」ではないでしょうか。
特に、店舗型ビジネスの場合は、「人」を最適に配置してお客様の満足度を上げていくことが求められます。しかし、「人」に関してはどの企業でも課題になっている部分があると思います。
まずは、人手不足です。2030年には日本全体で600万人以上の人手が不足し、その中でもサービス業が400万人不足するという調査もあります。需要と供給のギャップが明確になっていないところからも根本的な解決ができていないということです。
(参考:労働市場の未来推計 2030 – パーソル総合研究所)
また、人の質を上げていく教育部分も課題があります。採用したらすぐに第一線で活躍できるかというとそうではありません。会社として、店舗として教育をしてから徐々に活躍できる人材になっていくわけですが、その教育コストをかけられないケースもあります。ここでいう教育コストは、教育にかけるお金の部分と、教育を行う人(トレーナー、メンター)のことです。
以上のように、この「人」という部分を解決しながら店舗型ビジネスを成長させていくにはどうしたら良いのか、というのを経営者は抱えていることになります。
無人店舗は経営者の悩みを解決できるのか?
「人」の解決策の1つが、店舗の無人店舗・省人店舗化です。ワイムシェアリング株式会社が調査をした『「無人店舗経営のニーズ」に関する調査』によると、「無人・24時間営業の事業を魅力的だと感じますか?」という質問には、半数以上の方が「はい」と回答しています。その理由としては、第1位が「人材を確保する必要がないので人件費を削減できる」、第2位が「24時間営業による収益性」ということで、収益も確保した状態で、「人」の問題を解決できると考えていることが分かります。
具体的に動く場合、「まず何からやったら良いのか」というのはあると思いますが、自社の店舗をなるべく無人化・省人化して問題をチャンスに変えていくことを経営者としては興味を持って見ているということです。
しかし、完全な正解はありませんので無人・24時間営業の懸念点についても調査があります。それを見ると「防犯・セキュリティ対策」が1番で、その他「トラブルにすぐ対応できない」と続きます。ここを懸念することはもっともですので、どれだけテクノロジーと仕組みで解決していけるのかを店舗で作っていくことになります。
まとめると、無人店舗は経営者の悩みを解決できる取り組みの1つに十分なりうるため、懸念点をどれだけ解消して実運用ができるのかが、悩み解決の大きな鍵になるといえます。
無人店舗・省人店舗はパッケージ化されたソリューションもある
ランシステムが運営している自遊空間というネットカフェ店舗も現在無人化されています。更にそのノウハウをパッケージ化して、店舗運営をされている企業様向けに提供をしています。
「無人化ソリューションパッケージ」といい、自遊空間のように何らかの業種業態で施設、店舗運営をされている場合にはそのまま適用することもできますし、カスタムして適用することもできます。これによって、手間や負荷を最小限に無人化が実現されます。
本来、無人店舗、無人接客を進めていくということは、大きな工数やコストを使い一定以上の期間を想定して投資をしていくものですが、すでに実績のあるシステムのノウハウを利用できるというのは非常に有益ですし、様々な使い方ができるものです。
無人化ソリューションパッケージに興味を持った経営者や責任者の方、まずはお話を聞いてみたい、詳しく知りたい、という場合は、以下のページをご覧の上、「無人化ソリューションパッケージ」についてお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
YouTubeには、この仕組をどのように自遊空間で利用しているのかが分かる動画がありますので、ぜひご覧ください。
・ITで店舗を無人化や省人化して人手不足を解消。自遊空間のDXをご紹介
・自遊空間のDX 顔認証とQR鍵で安全で便利なセルフ店舗運営セミナー無人化ソリューションを徹底解説(S)
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