オリジナルQR鍵認証端末をフィットネス無人店舗に導入、人手不足対策と安全運営に

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

自遊空間で稼働しているQRコードによる認証について、先日まとめさせていただきました。

実は、このQRコード鍵によるシステムは、フィットネスジムの無人店舗運営でも活躍しているんだそうです。

今回は、フィットネスジムでどのようにランシステムのQRコード鍵のシステムを活用しているのかを書いてみたいと思います。

目次

フィットネスの無人店舗でQRコード鍵採用、コンテンツ利用制御も

自遊空間で稼働しているQRコード鍵と言えば、入場システムから発行され、施設入り口と、指定した個室の入り口にある端末にかざすことで解錠することができます。席替えをしたい場合も、端末から手続きをすれば、すぐに新しい鍵を受け取ることができます。この仕組みの詳細は以下のコラムをご参照ください。

省人化に効果あり、自遊空間でのQRコード鍵の活用法

さて、そんな自遊空間内でも利用されているランシステムのオリジナルQRコード鍵認証端末のシステムを、全国100店舗以上を展開しているフィットネスジムに導入したそうです。

そのフィットネスジムの店舗は、固定の時間帯以外はスタッフが不在の無人店舗で、ジム以外に、水素水サーバや日焼けマシンなどが店舗に設置されているんだとか。

端末の利用用途としては、施設入り口はもちろんのこと、水素水サーバや日焼けマシンなどの、別途の契約が必要なコンテンツに対して認証端末を設置することで、契約者以外が利用できないよう、デバイスの制御を行うようにしているとのことでした。

ところで、こうした無人店舗の場合、契約していない人を一緒に連れて入ってしまう「共連れ」という不正行為が行われてしまうことがあるそう。これは店舗側の損失はもちろんのこと、利用者目線から見てみると、身元が正確でない人が勝手に入ってきてしまうということなので、安心して店舗を利用できませんよね。特にスタッフが常駐していない無人店舗ならなおのことです。

それを防止するために、もともと自遊空間では、入り口のところでQRコード鍵をかざした後、扉が開いている時間を調整するなどで不正者の侵入を防止していたそうです。

こちらのフィットネスでは、そうした扉の開閉の仕組みを活用するだけでなく、センサーによる人数の検知を行い、不正が判明したタイミングでフラッシュサイレンを発動させるようさせたとのこと。

<フィットネス向けQRコード鍵による認証システム活用のまとめ>

  • 入退館時の認証
  • 共連れ防止機能&フラッシュサイレン
  • 設備の利用制御

ちなみに、こちらの内容は以下の動画内(1:07あたり)で語られています。興味がある方はぜひこちらもご覧ください。

7分でわかるランシステム システム事業本部2023年の振り返りと2024年の挑戦 黒澤一秀

自遊空間のシステムに一工夫で別の業態でも上手くマッチするかも。

今回はランシステムオリジナルのQR鍵による認証端末を活用した、無人店舗事例をご紹介しました。

自遊空間で稼働しているものをただそのまま利用するだけでなく、既存のシステムを組み合わせたり、ちょっと違う用途の部分に組み込んで使ってみたりとすることで、ネットカフェとは違う業態でも上手に使うことができるという事を知ることができました。

これなら、人手を掛けずに館内設備の利用をスムーズに行えますし、契約者以外の方の入館を防止する機能もあります。また、顧客目線で見てみると、特にフィットネスの場合は、無防備になってしまうタイミングはどうしても出てしまうので、こうした不審者が入り込みにくい仕組みがあることがわかると、安心して利用できますね。

自遊空間で実際に稼働しているシステムは、ほとんどがランシステムによって開発されたもので、ものによっては他社のシステムと上手く組み合わせて作られているものもあるようです。また、作って終わりではなく、店舗で実際にあった問題点を解消するために、必要に応じてアップデートされ、ブラッシュアップされてきたものばかりです。

これから無人店舗に挑戦する、人手不足を解消するためにシステム化を推し進めたいといった企業様の中で、各システムが自社の店舗の業態に合うものなのか、今回の事例のように、ちょっとの工夫でより自社に合う良いものにできるのかといった疑問をお持ちの企業様。ランシステムでは、無人店舗で起きがちな課題や解決策なども併せて今までに蓄積されたノウハウをもとにアドバイスしてくれるそうなので、ぜひお気軽にランシステムにお問合せ頂ければと思います。

店舗の無人化・省人化するソリューションに興味がある方は、以下のリンクもご参照ください。

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