こんにちは、吉政創成 菱沼です。
無人・有人に限りませんが、複数の店舗を運営している場合、各店舗の状況を把握するために現地に足を運ばれてその目でチェックし、どういった状況なのかを報告書としてまとめ、本部で共有し、改善の検討を行われていると思います。
今回はランシステムが運営する自遊空間で行われている店舗巡回時に利用されているアプリについてお話してみたいと思います。
重要な系列店の巡回と報告、業務の負担が大きい…
コンビニなどの系列店舗や施設を持つような場所に訪れると、たまに本部の人かな?と思しき方が、その店舗のスタッフとお話しているという光景を見かけることがあります。
本部で出た方針やキャンペーン等の情報共有を行う目的もあると思いますが、それ以上に店舗の運営状況を見て、課題や改善点、顧客ニーズの把握と言った重要な情報収集の場でもあります。そこで得られた情報は、本部で共有され、改善方針が必要な個所の検討も重ねられるため、とても重要な業務です。
ただ、こうした巡回では、一人の担当者が複数の店舗を回ることになるため、事前準備、移動時間、店舗の視察、店舗の報告書をまとめるという作業が行く店舗分必要だということになりますので、かなりの時間と手間が掛かることは明らかです。
昨今の人手不足の現代においては、どうにもならない部分は受け入れても、効率化できるところがあるなら効率化していきたいのは間違いありません。そして最も効率化できそうな業務と言えば、やはり報告書をまとめるといった作業になると思います。
店舗巡回業務の効率化を進めた自遊空間
自遊空間でも各店舗の巡回は行われており、現地では、チェックシートに基づいた項目(機器が正常に動いているか、お客様が使いやすい状況か、清掃状況はどうかなど)の確認が行われているそうです。
以前であれば、筆記用具、メモ帳、チェックシート(巡回店舗数分)、印鑑、ノートパソコン、書類を持参して、チェックを行い、帰社後、報告書のデータ化を行い、社内共有を行っていたのだとか。
ただやはり、事前準備も含めるとかなりの工数と時間が必要になっていたため、報告作業を効率化するためにPlatioというノーコード開発ツールによってアプリケーションを開発したそうです。導入後は様々な場面での効率化が進み、本部の方は帰宅時間が早まり、家族とのコミュニケーション時間を取れるようになったのだとか。ちなみにアプリの開発は自社内で行い、1日で作成が完了したそうです。
ではここで、アプリケーションの導入後の効果をまとめてみます。
- タイムリーに社内への報告ができるようになった
- 現場への改善指示が出しやすくなった
- 1店舗当たりの巡回時間を2~3時間から30分程度で終えられるようになった
- 報告が均一化され、精度が向上した(誰が行っても同じ品質の報告ができる)
- 管理職側は各店舗の報告を集計する作業時間を削減できた
- スマホがあればいいため、巡回前の印刷などの準備作業が不要になった
- HACCP(食品衛生法管理義務)への対応に必要な情報の一元化
この辺の運用実態に関する内容は以下の動画(14:00)で紹介されています。少し前の動画ではありますが、興味がある方はご覧ください。
自遊空間事例に学ぶ!店舗運営を効率化するモバイルアプリ活用とは ノーコード(NoCode)Platio
無人・省人店舗で業務の効率化を進めるなら
店舗の管理にはかなりの工数がかかることは明らかですが、一部分の業務だけでも効率化させることができれば、人手不足の解消に大きくつなげることができます。
自遊空間で実際に利用されているアプリケーションは1日で開発されたにもかかわらず、その業務効率化の効果はとても大きく、人手不足の解消にもつなげられただけでなく、従業員のライフスタイルを守ることにつながりました。
昨今では人手不足の影響から無人化・省人化された店舗を目指す企業や、店舗の業務効率化を目指してIT化を進める企業が増加しています。各企業はどこの業務を、どのようにすれば効率化ができるのか、導入するにあたっての注意点や、スムーズな導入の方法など様々な視点から検討を重ねられていると思います。
ランシステムが提供する店舗の無人化ソリューションは、実際に自遊空間で導入され、効果を上げているものです。導入後に課題が出てきた場合は、その改善すべきポイントをシステムに反映させており、必要に応じてブラッシュアップが進んでいます。また、システム面だけでなく、現場で起きた問題点やその解決策といったノウハウも蓄積されており、過去に培ったノウハウをもとにしたアドバイスをしてくれるそうです。
これから店舗の無人化・省人化を目指されるようでしたら、一度ランシステムに相談されるのはいかがでしょうか?
店舗の無人化・省人化するソリューションに興味がある方は、以下のリンクもご参照ください。
